「石油ピーク:2008年以降の予想と対応」
平成19年12月18日 12:00~15:00 於いて:東京大学工学部4号館 出席者:11名
1<石油ピークの影響>
原油価格の上昇が止まらない。来年の高騰が予想される。
各国がエネルギー争奪戦をするか、国際協調で危機を脱するか・・・。
現在の状況では前者に向かう可能性が高い。
社会はマネー至上主義から、エネルギー至上主義へ転換する可能性がある。
なぜなら、石油の価格上昇によるインフレが懸念されるからだ。
ガス料金、電気料金(最大1.5倍)、運賃、食料品、衣料品、新聞代、住宅費などが値上げに踏み切り、
漁業・農業も影響を被る。
中東に巨大エチレンプラントが稼動する兆し。これはオイルマネーの投資事業だ。
マスコミの認識は著しく低く、国民には実態が伝わらない。
悪影響を受けるのは、地方や弱者。
このままでは、国民が鬱傾向に陥らないか。
学級崩壊、大学崩壊、職場崩壊、経済崩壊(オイルピーク)が追い討ちをかける。
‘崩壊’があらたな、芽生えを促す事も予想される。
企業は、生き残りをかけた、‘変革’を開始している。
2、<MOHの会(もったいない、おかげさまで、ほどほどに)の活動内容>
「足るを知る」などの脱浪費社会へ移行することの重要性を感じる。
都市を基本とする「自立・分散・協調」に向けた情報革命が始まっている。
私たちは「もったいない」を通して、日本が誇る倫理力に気付き、目覚める。
収入半分、支出半分、幸せ倍増をめざし、年長パワーが現状を破壊し、若い人の創造が期待される。
関連学会や地方の活動と連携し、日本のために活動を展開する。
企業は変革を開始しているが、多くは生き残るため。日本全体を考えているだろうか。
日本を視野に入れた活動は、学会や、企業OBなどに期待される。
なぜなら、‘しがらみ’の超越が前提だから。
<第2回理事会・座談会>
1月22日12:00~、場所:長瀬産業株式会社(ナガセビューテイケア内会議室)
議題:「もったいない学会」2008年度の活動計画絞込み
15:00~
第9回サロン報告会
「滋賀支部の活動と21世紀型経営マネジメントの模索」
演者:新江州㈱代表取締役会長 森 建司
参加日無料
懇親会あり1000円
抜粋:概要報告より
追記:もったいない学会はNPO法人となりました。
入会を受け付けております。
guest@mottainaisociety.org
様々な分野の方に話題を提供いただき、今後の日本政策や生き方哲学(生き甲斐、脱浪費)を勉強していきます。