わお!すっごいコンビ(!●!)ゝ

MOH通信編集部

2012年01月16日 17:28

 いつもお世話になっております滋賀県立大学地域づくり教育研究センター研究員の
上田洋平さんから下記のイベントの案内をいただきましたので転載します
 スケールの大きな企画ですね!皆さん是非御一読をお願い致します

≪サテイシュ・クマール&辻信一「今、ここにある未来」上映会≫

日時/2月22日18:30
場所/旧大津公会堂
    (京阪電車浜大津駅すぐ)
料金/1000円
申込み/滋賀県立大学地域づくり教育研究センター
      ℡0749-28-9552
トーク/サテイシュ・クマール氏、辻信一氏
ゲスト/嘉田由紀子知事


●滋賀でこの会を開催することの意義と意味●

 市民による、また官民一体による、生活に密着した環境保全の取組や運動はいち早く
滋賀において展開しただけでなく、すでにそれ自体がこの地の文化であり伝統になりつ
つあります。枕元とも言うべき地に「原発銀座」があり、琵琶湖を抱きながら、足元に
はこの湖の水で命をつなぐ1400万人の人々の暮らす地域を見て日本列島のほぼ中心に横
たわっているのが滋賀であります。古代には大陸アジアと海域アジアを結ぶ文明の回廊
であったし、日本の東西を結ぶ文化・経済の結節点でありつづけ、たびたび政治経済の
中心でもありました。山、里、湖の一連の自然の循環を巧みに利用し、時に災害にみま
われながらも自然との折り合いをつけ、すぐれた生活文化、知恵やわざや思想を育んで
きたのも滋賀です。住民による自治を旨とする惣村の成立をいち早く見たし、そうした
地域コミュニティの潜在力は、衰えたりとはいえ未だに確か...に存在しています。
 
 この立地、この歴史、この文化を擁する滋賀は、自然との関わりのあり方や人と人と
の関わりのあり方、そして命のあり方を再構築することや、地域のエネルギー的自立や
身体と食の安全と安心の確保、人々相互の信頼と助け合いを土台とする3・11後の社会を
考えそのモデルを示すには、もっともふさわしい地であり、そうすべき地の一つである
と考えます。しかも、そうした試みが、現に、今ふたたび、官民そして産学一体となっ
て始まろうとしています。

 今回滋賀県においてサティシュ氏と共に会を開催し、市民一人一人に浸透している滋賀
のローカルな思想・実践と、サティシュ氏に代表される世界的な思想・実践との交流・融合
を図ることは、今後の滋賀の未来、ポスト3・11の社会を構想し創造する上で、非常に有意
義であると確信しています。
 
                                               以上




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