★地域づくりフォーラムvol.1「地域学はいかにして地域の将来像を描
くのか」★
■開催趣旨
地域は自らのアイデンティティを模索している。
琵琶湖を中心として、農、山、漁村と地方都市からなる滋賀において
も例外ではない。移動による個人の世界観の広がりとひきかえに、だれ
もが故郷を離れ、どこもが異郷となりうる時代のなかで、「いくつもの
日本」や「いくつもの地域」を描き出す、あたらしい地域学に対する期
待は大きい。今回は、それぞれのまなざしで、地域へ対峙されている方
々をお招きし、あたらしい地域学のあり方について、議論を通して地域
の将来像を探っていく。
なお、今回は、滋賀県立大学と連携し、滋賀県内およびアジアに関す
る研究に取り組む京都大学生存基盤科学研究ユニット・東南アジア研究
所と合同でフォーラムを開催する。
■基調講演「東北学から地域学へ」
講師:赤坂憲雄氏(福島県立博物館館長)
プロフィール:1953 年生まれ。東北芸術工科大学助教授・教授、東
北文化研究センター所長を経て、現職。専攻は日本思想史・東北文化論。
東北一円を聞き書きのフィールドとして、あらたな列島の民族史の地平
を開くために東北学の構築を目指してきた。2007年ドゥマゴ文学賞、
2008 年芸術選奨文部科学大臣賞(ともに『岡本太郎の見た日本』岩波
書店)などを受賞。著書に、『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、『柳
田国男の発生』(小学館)、『東北学/忘れられた東北』(講談社学術
文庫)、『東西/南北考―いくつもの日本へ』(岩波新書)、『内なる
他者のフォークロア』(岩波書店)など。
■パネルディスカッション
「いま、地域を問う-いくつもの地域学が結ぶ、あたらしい日本のか
たち-」
*パネリスト
・赤坂憲雄氏:福島県立博物館館長
・阿部健一氏:総合地球環境学研究所教授・プログラム主幹
・高谷好一氏:聖泉大学教授/京都大学生存基盤科学研究ユニット・
東南アジア研究所 守山フィールドステーション代表
・黒田末寿氏:滋賀県立大学人間文化学部教授/京都大学生存基盤科
学研究ユニット・東南アジア研究所 朽木フィールドステーション代表
・近藤隆二郎氏:滋賀県立大学環境科学部准教授/NPO法人五環生活
代表理事
■開催概要
【日 時】 2011年3月4日(金) 13:30-16:30(予定) 開場:13:00
【会 場】 ライズヴィル都賀山(守山市浮気町300-24 TEL077-583-
7181)
http://www.tsugayama.or.jp/
【定 員】 150名(先着順申し込み順)
【参加費】 無料
【プログラム】
13:00 開場・受付
13:30 開演
13:35-14:35 基調講演
14:35-14:45 休憩
14:45-16:30 パネルディスカッション
16:30 終了予定
【実施体制】
主催 滋賀県立大学 地域づくり教育研究センター
共催 京都大学生存基盤科学研究ユニット・東南アジア研究所
後援 滋賀県・守山市・守山商工会議所・みらいもりやま21・総合地
球環境学研究所
【申し込み方法】
参加を希望される方は、事前にお申し込みをお願いします。
「3/4地域づくりフォーラム参加希望」と明記の上、1.お名前、2.ご
所属、3.参加人数、4.ご住所、5.電話番号、6.メールアドレス(受付完
了返信用)を添えてメールまたはFAXにてお申し込みください。
近江環人ホームページの申込フォームからも、お申し込みいただけま
す(必ずご意見ご質問等の欄に、「3月4日地域づくりフォーラム参加希
望」と記入してください)。
http://ohmikanjin.net/form
*申し込み締め切りは2011年2月28日(月)とさせていただきます。
(定員150名、先着順)
このフォーラムの詳細・チラシは、滋賀県立大学HPからもご覧いた
だけます。
http://www.usp.ac.jp/japanese/news/i_20110202150555.html
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公立大学法人 滋賀県立大学
地域づくり教育研究センター(交流センター内)
近江環人地域再生学座事務局
〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500
電話:0749(28)8612
FAX:0749(28)8567
E-mail:chiiki@office.usp.ac.jp
URL
http://ohmikanjin.net/
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