阿修羅LOVE
≪少年のような悩めるまなざし、くちもと・・・≫
奈良・興福寺は創建1300年を迎えた
飛鳥時代、貴族社会の頂点に立つ藤原氏の氏寺として創建された
徳川幕府成立まで、大和一国を支配していた大寺院
日本美術の最高峰といわれる仏像に出会える
私があこがれてやまないのが『阿修羅』
美形・謎・はにかみ・くやしさ・・・
アシュラという、人に厄災をもたらす“悪”から
釈迦を守る八部衆“善”に転じた
数奇な運命を背負う永遠の少年
彼の背には、太陽と月が託され
胸元の合掌は釈迦への忠節、そして衆生を見守る愛が読み取れる
※6月7日まで東京国立博物館・平成館にて「国宝 阿修羅展」を開催
問い合わせ℡03-5777-8600(ハローダイヤル) 1500円
7月14日~9月27日 九州国立博物館に巡回
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